岩と修羅

Like a traditional climber

薄氷 霊山

霊山ボルダーランド

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岩登りの文化とは「登山から派生して進化したもの」だと言えるし、「いやいや、全く別のものだよ」とも言える。

まあ、そんなのは学問じゃないからなんだって良いんだけども。

間違いなく言えることは、どちらも多分に冒険性を孕んでいるということだろう。

一口に冒険性といっても、他人から認めてもらうための自己顕示欲から発露したものと、自認のみが全てのものとに大きく別れるものと思う。世の中で全く始めての事への挑戦と、すでに成されている事柄への自分自身の挑戦と言うことも大きな違いだ。

などと分析してみるものの、それらの中を複雑に行き来して、環境やタイミングなどの不確定要素に翻弄されながらも皆その時の最善を尽くしているのだとも思う。

要は、自己満足(肯定)の部分と、人から「スゲー!」って言って貰いたい心はアンバランスな相関関係にあると思うわけです。

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修行の場として思い浮かんだのは霊山だった。

昨日、今日と2日間に渡って北風に吹かれ、誰とも会話することなく、静けさを楽しんだ。

登ってやりたい課題は沢山あったけど、悉く振られてしまった。

また、頑張ろう。

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